宿泊税使途の提案③本市の特性を活かした教育プログラムの提案
私は、離島の方向けの民泊を運営する立場から、教育面での離島の課題に度々直面してまいりました。また、子供たちの修学旅行の経験からも、本市が持つ唯一無二の自然や歴史を活かした教育プログラムのポテンシャルの大きさを感じます。産業保健の視点から社会人の研修合宿、工芸ファンとしては職人体験ツアーの可能性を感じます。宿泊税を活用し、これらの本市のポテンシャルを存分に活かした教育プログラムを創設することで、本市の未来を支える強力なファン(関係人口)が増えるものと信じております。
1.都会の少数精鋭を目指す進学校等の修学旅行
ジオパークや吉野の世界文化遺産・県内各地の「麓」等へ公共交通機関で巡るプラン。あえて天候の読めない時期に行うことで、風雨や降灰によるハプニングをリアルな教材として活用し、どう意思決定していくかを学ぶ「防災&広域自然歴史文化探究」
2.離島の児童生徒向けの各時期に応じた合宿
親元を離れて本土に進学・生活する離島の子供達のために、学校見学・受験勉強等の「進学サポート合宿」、進学後の子供達・親への「生活支援・仲間づくり合宿」
3.県外企業の新人研修・OJT・OFF -JT
日頃の生活環境から離れた場所で、リフレッシュしながらの研修合宿
4.職人体験プログラム
職人を目指す若者や、唯一無二の体験を求める富裕層等、短期・長期滞在のプログラム
これらの教育プログラムは、単なる「一過性の観光客」を呼び込むためのものではなく、参加者自身が「鹿児島での経験を通じて成長する」という、本市だからこそできる高付加価値な体験の提供を目指すものです。
宿泊税を原資とし、これらの「未来を育てる教育プログラム」の基盤整備や誘致促進に投資することで、全国に先駆けた「現場主義の探究・研修の聖地」へと進化を遂げることができます。
本市を訪れるすべての学び手が、将来にわたり鹿児島を愛し、支え続けてくれる強固な「関係人口」となり、本市の持続可能な発展を牽引していくものと確信しております。